手軽に始められる楽器の二大巨頭と言えば、ギターとピアノではないでしょうか?
楽器人口でも、この二つが圧倒的に多いと思います。
じゃあギターとピアノどっちをやればいいの?
今日はギターとピアノのおすすめポイントをまとめてみました。
ギターの特性
ギターの特性を見てみましょう。
ギターの弾き方としては左手で(右利きの人は右手)ポジションを押さえ、右手で音を鳴らします。
つまり右手と左手のコンビネーションで音を出す楽器です。
このタイミングが合わないときれいな音が出ません。
たいていフレットと呼ばれる音を変える バーがついており、そこを押さえることによってよって音程が変わります。
音程の変化は一つのフレットで半音ずつ になっています。
そのため、わかりやすいです。
この半音づつ順番に音が変化するのはブルースやジャズを演奏するのに都合がよいです。
やっている人口も多いので、仲間が出来ますね。
エレキギターでバンドを組んだりと楽しみ方の幅が広いように思います。
また、ピアノほど完成度が高くないので、逆にいろいろな弾き方が出来ます。
チョーキングといって、弦を引っ張り音程を変える、なんてことはピアノには出来ません。
欠点としては右手と左手を両方使って一つの音を出すところですね。
ギター1つではなかなか楽器として成り立ちづらいです。
クラシックギターのように ソロを弾きながらコードも同時に音を出すということもできなくはないです。
しかし相当な訓練が必要ですね。
ピアノはどう?
ピアノはとても完成された楽器です。
白い鍵盤をドレミファソラシドと弾けばそのまま西洋の音階である ダイアトニックコードになっています。
現代の音楽はこの音階が多く用いられているので、単音ならすぐに好きなメロディを弾けるようになるでしょう。
また押すだけで音が出る楽器なので右手と左手で違う音を出すことができます。
そのためピアノ一台で伴奏をやりながらソロも弾くということができます。
デメリットは場所を取る(これはシンセサイザーを使えばほとんど解決できます)こと。
それとクラシック音楽をやるにはいいのですが鍵盤がドレミファソラシド並んでいるので半音を弾く時には黒い鍵盤を使わなければならないということです。
最もそれも慣れですけどね。
さあて勝敗は?
こうしてみると手軽さ、よい意味での完成度の低さ、仲間との交わり、がギターの良さと考えます。
逆に楽器の完成度、一人でも楽しめるという部分ではピアノということになります。
実際問題としてどっちをやった方がいいかと言われると両方行った方がいいです。
そんな身の蓋もないことを言うな、と言うかもしれませんが両方やっていると両方にいいことがあります。
ギターをやってる人は音楽理論に弱い傾向があります。それは五線譜でギターご弾きづらいせいかもしれません。
タブ譜と呼ばれる、ギターの弦に対応した楽譜は読みやすいんですけどね。
ピアノをやれば音楽理論も強くなります。
作曲をするときにもピアノの方が気軽にできて便利です。
ギターは表現力の豊かさはピカイチです。
チョーキングという、弦を引っ張って音を高くするテクニックはピアノでは味わえません。
また、ピッキングのやり方によってニュアンスが変わります。
ギターにはそういう楽しさもあります。
始めやすい方から始めて、できれば両方やれば一番いいと思います。
ちなみに
Twitterでアンケートをとったら、ギターをやりたい人が50%、ピアノをやりたい人は7%、そして33%の人がドラム、という答えでした。
僕のTwitterのフォロワーはバンドマンが多いので、アンケート結果は公平ではありません。
それにしてもギターって人気だなあって思いました。