こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
音楽のトレンドって巡るような気がしています。
リバイバル曲が流行ったり、昔風の曲調が復活したり。
ファッションもスキニーが流行ったり、ワイドパンツが流行ったり、フレアが流行ったり。
でもファッションよりも自由度が高いので、新しい音楽が常に生まれる気もします。
なぜ音楽にトレンドがあるのか?
なぜ音楽にトレンドがあるのでしょうか。
それは飽きるからです。
流行り始めた音楽は、二匹目のドジョウを狙ってみんなが真似をします。
その結果、そういう音楽が飽和して、飽きられてしまいます。
そして人は新たな音楽を求めるのです。
今主流のDJに代表されるEDMもいつかは飽きられます。
その後にどんな流れがくるのかはわかりません。
またバンドの時代が来るかもしれません。
近年、昔のバンドが復活しています。
生の音楽を欲している人が増えています。
「コンテンツの秘密」を読み解いたコンテンツの変遷
ここで、ドワンゴ創業者の川上量生さんの本を持ち出してみます。
川上量生さんいわく、コンテンツには時代とともに変遷があるそうです。
絵などはアーカイズム→クラシック→マニエリスム→バロックという歴史をたどるそうです。
それはアニメもコンテンツも同じと高畑勲監督が言っていた、とのことです。
高畑勲監督がいうには
アニメがゴテゴテのバロックの時代に移り変わりゆく中でシンプルな映画が受けるのでは?との仮説から「かぐや姫の物語」を制作したそうです。
シンプル→ゴテゴテ→シンプル
という流れの繰り返しと言い換えられます。
ロックのトレンドの変化
上記をロックにあてはめるならば
- 初期の音楽はその衝動を素直に表現し(チャック・ベリー)
- その中から古典的名作が生まれ(ビートルズの曲など)
- 段々やり尽くした感が出てきて
- マンネリするからゴテゴテと飾って派手になる
- それが飽きられてシンプルな衝動を表現した楽曲に戻る
という流れでしょうか。
今の日本のロックバンドに限定すればミクスチャーとか、かぶりものをかぶってパフォーマンスしたり、色々出尽くした感があるような気がします。
やっている音楽は日本独特の進化を遂げたもの、
- Aメロ→Bメロ→サビの構成
- クリシェのコード進行を多用される
などはだんだん変化してきています。
混沌からシンプル、衝動への回帰が起こる
音楽にもシンプルな波が、衝動をそのまま表現したいという流れがきています。
さすがに色々と飾り過ぎたのかもしれません。
そういえば20年くらい前にもブランキージェットシティや、ミッシェル・ガン・エレファントなどのシンプルロックが流行りましたね。
ああいう、シンプルロックをやってみようかな、と思う最近なのです。