こんにちは。
僕が以前やっていたバンドではベースボーカルもやっていました。
ギターの人が作った曲はギターが歌い、ベースの僕が作った歌は僕が歌っていました。
ヘタですけどね。
弾きながら歌わなくてもコーラスくらいはすると思います。
でもベースで弾きながら歌うのは至難の業です。
ギターだと左手を動かさずにコードを押さえて右手は上下に動かしていればいいですね。
ベースは違います。
左手はフィンガリングしながら、右手は複数の弦を行ったり来たり。
ギターの弾き語りに比べると数段難しいです。
もちろんフレーズが動くギターも同じように難しいですけどね。
だから今日はベースを歌いながら弾くための練習方法を解説します。
弾きながら歌う練習①まずは曲を覚える
まずは曲を覚えましょう。
「そんなの当たり前だろ」と怒られそうですね。
当たり前なんですけど、ここでいう「覚える」とは、しっかりと体で覚える、ということです。
ベースで歌うってことは手元を見ないで歌うわけです。
ということは少なとも手元を見ないで前を向いて弾ける必要があります。
下を向いて歌っていたらライブでお客さんが冷めてしまいますしね。
WANIMAなんてまったくベースを見ないで弾いて歌っていますね。
あれはすごいですね。手の感覚でどこが何フレットなのか、わかるのでしょうね。
だから最低限、ベースをほとんど見ないで弾くことを練習しましょう。
弾きながら歌う練習②右手だけ練習
ベースを弾きながら歌う、というと、いきなり弾きながら歌う人がいます。
まあ、間違いではないんですが、つまずいたらやってほしい練習があります。
そう、右手だけ動かし、左手は動かさずにミュートして歌う練習。
つまりピッキングだけやりながら歌う練習ですね。
練習なので最初は手元を見ても構いません。
とにかく右手だけ、弾いて歌ってみましょう。
弾きながら歌う練習③左手だけ練習
右手だけ動かしながら歌う練習をしたら、今度は左手だけ動かしながら歌う練習をしましょう。
右手はとりあえずミュートしておきます。
左手だけ、フィンガリングしながら(音はほとんど出ない)歌います。
練習なので手元を見てもOKです。
弾きながら歌う練習④左右の手を動かして歌ってみる
左右の手の練習が終わったら、いよいよ弾きながら歌ってみます。
うーん、やっぱり難しいですね。
リズムをキープしながら、コード感も出して歌う。
結構難しいです。
難しいですが、こればっかりは練習しまくる!しかありません。頑張ってひたすら歌いながら弾きましょう。
つまずいたら練習①、②、③に戻ってみてくださいね。
弾きながら歌うためのベースライン
コピー曲を弾きながら歌うのは難しいです。
そのベーシストが歌わないならなおさらですね。
そういう曲は諦めたほうがいいかもしれません。
もちろん挑戦してもいいですけどね。
オリジナル曲ならベースラインをシンプルにしてみましょう。
ベースラインをシンプルにする、というと嫌かもしれませんね。
ベースが目立たなくなってしまう。そんな感覚、わかります。
ただ、シンプルでも目立つことはできます。
それはランニングベースです。
ランニングベースとは?
ランニングベースとはコードラインを4ビートでメロディアスに弾くことです。
あるいは8ビートで弾く人もいますね。
これはビートルズのポール・マッカートニーもやっている奏法です。
歌いながら弾きやすく、かつコード感とリズムがキープできて、歌いやすい。
歌うベーシスト必須の奏法です。
弾きかたは簡単。
ルート音から弾き始め、そのコードに当てはまるスケールを弾いていきます。
右手は一定のリズムを刻みます。
例えば今現在の曲のコードがCメジャーだとします。
使える音はCから始まる、ドレミファソラシドの音です。(途中経過音も入れられる)
その中から曲に合う音を探して4ビートで弾きます。
8ビートであっても音は一拍に一つづつ当てはめます。
このランニングベースはベースが目立つし、リズムも出せる、コード感も出せる優れものです。
ぜひ自分のレパートリーに加えましょう。
歌いながらベースを弾く・まとめ
ベース弾きながら歌うためには、以下の練習を提案してきました。
- 弾きたい曲を手元を見ないで弾けるようになるまで練習
- 左手だけ動かして歌う練習
- 右手だけ動かして歌う練習
- 弾きながら歌いやすいベースラインにする
以上になります。
ベースを歌いながら弾くのは最初は難しいかもしれません。
しかし練習していけば必ず弾きながら歌えるようになります。
弾きながら歌うのはとても楽しいので、ぜひマスターしてみてくださいね!
ベースを弾きながら歌う事。難しいように感じます。然し私はもっと簡単なコンセプトを頭で浮かべ弾きながら歌います。それはクラシックギターをアルペジオで弾きながら歌うのと同じコンセプトです。そしてどんな音楽も4ビートないし8ビートで考えます。ワルツのリズムであれば当然3ビートで一小節を四分音符を4拍或いは八分音符を8拍並べるように、ワルツは四分音符を3拍並べるように、ウォーキングベースを弾くような雰囲気で歌います。凄く機械的な弾き方でうたも淡々としてしまいますが、間違いなく弾きながら歌えます。右手はツーフィンガーやピックで弾かない事です。必ず親指も使います。小指以外を使って親指から順番に爪弾く(アルペジオ) 或いはスティングなどが弾いていた親指だけの長介弾きや親指だけのサムピングの繰り返しは歌いやすいと思います。注意点はベースで歌う時には絶対にウォーキングベースのリズム以外のリズムをとったり、一小節に沢山の拍数を入れたり音階を入れたりしない事です。歌が疎かにになったり途中で歌えなくなったりします。単調なリズムを維持して弾いていれば絶対に歌えます。究極の言い方をすれば一小節に一音(全音符一拍)で歌えば一番楽で誰でも歌えます。(音楽として面白くありませんが…)
コメントありがとうございます!!
参考にさせていただきます!!