ベースのルート弾きってありますよね。
ひたすらルートのみを弾く奏法です。
関連記事
ルート弾きは、とてもシンプルな上にメジャー、マイナー(長調、短調)どちらもいける弾き方です。
なので使いやすいです。
使いやすいですが、シンプル過ぎるので、脱却したい人もいると思います。
このルート弾きから脱却したい場合はどのようにするか、書いていきます。
ルート弾き脱却に5度の音を混ぜて弾く
まず簡単なのは5度の音を混ぜる、というものです。
これ、プロも普通に使っていて、効果的なのでぜひ使ってください。ベースラインが複雑になります。また、動きが出せます。
5度というのはルートが「ド」だとした場合の「ソ」の音の位置です。
この音は長調、短調共通で同じ音になります。だから使いやすいのです。
つまりコードがなんでも使える、というのが5度の音なのです。コードを気にしなくて良いルートと同じです。
そんなに使いやすいのにベースラインに動きが出ます。
なのでルート弾き脱却に超おすすめです!
ルート弾き脱却のための5度の使い方
使い方は簡単で、ルート弾きにたまに5度の音を入れるだけです。
たまに入れるだけでベースに動きか出ます。また、地味な印象も緩和しますよ。
ルート弾き脱却にオクターブの音を混ぜて弾く
オクターブ上、下の音もルート弾き脱却におすすめです。
この音は同じ音なので、長調、短調を考えなくていいです。
同じ音なのに使い方によってはとても幅広く聴かせられるのでぜひマスターしたくださいね!
参考動画↓
オクターブの使い方・勢いを出す
オクターブは色々と使えます。
例えばスライドして高い音まで行って、また元の低い音に戻ったりします。
高い音に行ったり、戻ったりと動きを出します。
この弾き方は曲に勢いが出せます。
また感情の盛り上りを表現出来ます。
オクターブの使い方・リズム感を出す
同じポジションでオクターブ高い音をはさんだりします。
こうすると単純なルート弾きよりも音の動きが聴こえやすくなります。
そのためリズムの動きを目立たせることが出来ます。
オクターブの使い方・シンコペーション
シンコペーションで高い音を16分音符ひとつ分入れてから正規のリズムへ戻ったりします。
いわゆる「くって入る」という使い方です。
こうするとグルーヴがすごく出ます。
ルート弾き脱却!コードを理解する
ルート弾き脱却にはコードを理解する必要があります。
といってもそれほど難しくはありません。
今弾いているのがメジャー(長調)コードなのか、それともマイナー(短調)コードなのか、それをつかめば良いだけです。
つかみ方はルートと3度の音を弾いてみて、メジャー3度がしっくりくるならメジャーコード、マイナー3度がしっくりくるならマイナーコードと判断します。
メジャー3度は以下の位置関係です。
3弦3フレットがルート、2弦2フレットがメジャー3度の位置です。
それに対して以下の位置関係がマイナー3度です。
3弦3フレットがルート、2弦1フレットがマイナー3度です。
簡単ですよね?!
これをどちらも弾いてみて、しっくりくるほうでメジャーコードかマイナーコードかを判断します。
その他にも色々なコードがありますが、とりあえずは長調か短調かが解れば大丈夫です。
ルート弾き脱却にコードの構成音を使う
ルート弾き脱却にルートの構成音を使います。
コードは
- ルート
- 3度
- 5度
で構成されます。
この3つを覚えるだけでベースに幅が出てきます。
使い方は拍の頭にはとりあえずルートを弾きます。
次には3度でも5度でも使いたい音を弾きます。
一般的には3度を使います。
その方がコード感が出るからです。
メジャーとマイナーのドレミ音階(スケール)を覚える
メジャー、マイナーがわかったら、メジャーのドレミ音階とマイナーのドレミ音階を覚えます。
そしてそのコードがメジャーなら、メジャーの音階を使います。
また、マイナーならマイナーの音階を使います。
音階はここではスケールと呼びます。
スケールを覚えましょう。
そしてコードに合ったスケールを使いましょう。
ベースのルート弾き脱却方法についてのまとめ
というわけでルート弾き脱却方法について解説してきました。
まとめると
- 5度の音を入れる
- ルートのオクターブ上、下の音を使う
- コードを理解してそれに合ったスケールで弾く
ということでした。
上記のまとめは下へいくほど難易度が高くなります。
なのでとりあえず上から試してみてくださいね!
関連記事
https://bassguitarband.com/root-play/