バンドのお手伝いをしています。
お手伝いで楽器を弾くと、他のバンドの練習が参考になります。
そんな経験を通じて、参考になったバンドの練習方法をご紹介します。
一曲通して練習
まずは一曲通して練習します。課題を洗い出すためと、バンドを暖める為です。
気になるところを分解して練習
一曲通して練習したら、気になったところ、出来ないところを集中的に練習します。
ベーシストはドラムのハットを意識する
よくベーシストは「バスドラを聞いてリズムをとる」、と言いますね。しかしベーシストのKenKenさんやハマオカモトさんに言わせると「ハットが大事」らしいです。
ハットを聴いているとタイトなリズムになるそうです。それはそうですよね。ハットが一番音数多く刻んでいるわけですから。
それを聞いていたらギターもベースも正確なリズムになりますよね。というわけでドラムのハットを意識して聴いてバンド練習をしましょう。
キメが大事
特に気になったところが無くても、キメのところはしっかり揃うように連休しましょう。
キメというのは、バンド全体で揃えて行うキメフレーズのことです。これが結構乱れるんですよね。僕らのバンドでもいつも苦労しています。それぞれ個人練習で完璧に演奏するのはもちろんですが、バンドでそろっていないとカッコ悪いです。
ここは集中的に練習しましょう。
コーラスの練習
コーラスもそろっていないとせっかくのハーモニーも台無しです。これも個人練習は必要ですが、合わせるのはまた難しいです。
- 音程
- リズム
- 音の長さ
漫然とやらないで上記の3つに気をつけて練習しましょう。
メンバーの音を聴く
メンバーの音をしっかり聴きましょう。自分の音は聴かなくても弾けるくらいに練習しましょう。そうすることでメンバーのしっかりと聴けます。
意識して練習することの大切さ
この記事の中で何度も「意識する」という言葉を使ってきました。そう、この「意識をする」ということが大事です。
筋トレも同じですよね?ただ回数を重ねて腕立て伏せをするよりも、ちゃんと胸や腕の筋肉筋肉を意識して腕立て伏せをするのと全然筋肉の付き方が変わってくるそうです。
同じ時間、練習するならこの「意識をする」ことを頭に入れて練習しましょう。
1人で出来るバンド練習
1人で出来るバンド練習もあります。ライヴ音源に合わせて練習するとか、時には他のパートを口ずさんでみるのもよい練習になります。
楽器が無くても口ずさんで練習することも出来ます。私が高校生の頃は休み時間にこんなことをやっていました。遊び半分ですけどね。
メンバーの息を合わせるために1人1回づつ交代で手を叩き、メトロノームに合わせて8ビートを刻むのもありです。
こんなことでもメンバーの息を合わせる訓練は出来ます。
スタジオじゃなくても呼吸を合わせる練習
高校生のころ、バンド練習といっても頻繁にスタジオには入れませんでした。そんな時はそれぞれのパートを口ずさんで練習したものです。これも息を合わせる練習になります。
矢沢永吉さんが、著書「成り上がり」の中で、「楽器の音を出せないので、楽器の音を口ずさんで音合わせをした」というようなことを書いていました。なので、みんなで集まったときに、遊びがてらこんな練習もありだと思います。
ライヴを想定した練習
あとやって欲しいのが、ライブを想定した練習です。これもお手伝いをして学んだことです。ライヴの曲順通りにやってみます。その中でMCを入れるタイミングだったりをリハーサルしておきましょう。
またライブでのMC をしゃべってみてもいいですね。なるべくライヴに近い練習をしましょう。
手元を見ない練習
楽器をやっているとついつい手元をみて演奏しがちです。
でもライブを想定した練習なら、手元をなるべく見ない練習をしましょう。
お客さんが前にいるかのように前を向いて演奏しましょう。
練習が終わったらみんなで話し合おう
練習が終わったら少しみんなで話し合いましょう。楽しかったねとか、あそこが良かったとか、そういうことでいいと思います。
録音して振り返る
録音するのも良い練習になります。録音すれば自分の音やメンバーの音を客観的に聴くことができます。録音しておけば、お客さんが聴いている状態で聴けますね。どうしても練習中は自分の演奏に集中しがちです。そのため、録音しておくことは大事です。
また、次の練習までのモチベーションも上がります。
今はスマホの録音機能がとても良いので、ぜひみんなで録音しましょう。LINEで共有してもいいですしね。こういうことの積み重ねでバンドはうまくなっていきます。
他のバンドのサポートはためになる
どこかのバンドでサポートをするのってほんとためになります。自分のバンドだけだとほんと世界が狭いです。チャンスかあればサポートはおすすめです。
また、以下のページも参照くださいね!