こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
LOUDNESSのギターとしてキャリアを積んできた高崎晃さん。
そのギタースタイルは世界中で評価されています。
その高崎さんの凄さやギターの特徴について見ていきたいと思います。
速弾きが凄い
高崎晃さんは速弾きがすごいです。
- フルピッキングでの速弾き
- スイープを使った速弾き
- ライトハンド奏法
- 両手タッピング
などの速弾きをすることが多いです。
貪欲に音を追求
高崎さんは貪欲に音を追求しています。
ギターを新しくしてみたり、弾き方を変えてみたり…
そんな高崎晃はギターブランドも作らせてしまいました。
キラーギターを創出
キラーギターというブランドがあります。
こちらは高崎晃さんのギターを制作剃るために立ち上がったブランドです。
独特の形、音など高崎晃さんのこだわりが垣間見れます。
今では
- 聖飢魔IIのルーク氏
- エブリリトルシングの伊藤氏
- ポルノグラフィティの新藤氏
- 雅-MIYAVI-
などが使用しています。
どんなギタリストもそうですが、高崎晃さんの貪欲さは凄いですね。ブランドを立ち上げるくらいですからね。
両手タッピングを編み出した!
高崎晃さんは両手タッピングと言うタッピングを編み出したとも言われています。
両手タッピングとは
両手の人差し指と中指で弦を叩き押さえて音を出すというテクニックです。
連続して音がでるのでなかなか面白い音になります。
ピアノのようにタッチするだけで音が出るという方法なのでかなりの速弾きにも対応できます。
X JAPAN の TAIJI さんが高崎晃さんの影響で、ベースでこれをやっていました。
ポール・ギルバートなど、海外でも影響された人がいる
高崎晃さんは海外でもライブを行っています。
まだ日本のアーティストが海外に進出しない時代に先駆けて海外でライブしたりしていました。
そのため世界的なギタリスト
- ポール・ギルバートさん
- デイヴ・ムステインさん
なども高崎晃に影響を受けたと公言しています。
そういうグローバルでファンが多いのが高崎さんの凄さですね!
三味線のようなピッキング?
高崎晃さんのギタースタイルは色々変わっています。
途中からピッキングは三味線のようなピッキングになっています。
三味線のようなスタイルというのは、水平よりも少し斜め方向にちょうど三味線を弾くようにピックではじくということですね。
これはアイドル時代に企画でやらされた三味線の弾き方を参考にしたそうです。
高崎さんはピッキングスタイルを見直すにあたって音の良さを重視しました。
逆アングルピッキングに近い弾き方を現在はしているようです。
20年くらい前から「氣」が大切、ということに気が付き、エモーションが伝わるような弾き方に変化しました。
かつては六角形ののピックを使っていた
高崎さんは六角形のピックを使っていました。
確か素材は鼈甲だったような気がします。
なかなか特殊なピックですよね。
普通だとティアドロップなどを使うんですが。
ただ合理的といえば合理的です。
なぜなら指で抑えてる部分は面積が広くて、
ピッキングするとこだけ細くなっているからです。
ティアドロップ型などは先端に行けば行くほど細くなるので指でしっかり押さえるという点ではホームベース型の方が有利ですよね。
現在では三角形や、変わった形のティアドロップ形のピックを使用しています。
強さ一辺倒のピッキングからその音が求める強さに変遷
高崎晃さんは以前は大抵強くピッキングをしていたそうです。
しかし途中からその音に必要な強さでピッキングをするようになったそうです。
こうすることによってボリュームノブを構わなくても手だけで音の強弱をつけられます。
最初から弱めに弾き、大きな音を出したい時は強く弾けばいいということですね。
なので強いピッキングと弱いピッキングの中間ぐらいで弾いているとどちらでもいけます。
こうして音量のバリエーションが増え、曲のニュアンスが豊富になります。
昔はアイドル路線だった!Charとも共演?
高崎晃さんはレイジーというバンドでデビューしました。
その時はアイドル路線だったそうです。
その時のアイドル仲間としてCharさんなんかもいます。
ぎんざNOW!という番組にお互い出ていたそうです。
高崎晃自伝より
ただ高崎さんはハードロック・ヘビーメタルをやりたかったらしくこのアイドル路線には反対していたそうです。
高崎晃のギターの凄さや特徴は?まとめ
というわけで高崎晃さんのギターの凄さや特徴についてみてきました。
まとめると
- 速弾きが凄い
- 貪欲に音を追求している
- 両手タッピングを編み出した!
- 海外でも影響されたギタリストが!
- 三味線のようなピッキング
- 変わった形のピックを使用
- 強さ一辺倒から強弱のピッキングへ!
- 昔はアイドルだった
ということでした。
ご参考になさってくださいね!
参考︰高崎晃自伝
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