SUGIZO

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
先日THE LASTROCKSTARSのインタビューを見ていました。

You Tube「THE LASTROCKSTARSインタビュー」

そこでベーシストの話になると、YOSHIKIが興奮して「いらない!」と言っていました。

そんなTHE LASTROCKSTARSのベーシストについて書いていきます。

YOSHIKIが考えるベーシストが不要な理由

YOSHIKIはベーシストが必要って固定観念だ、と言っていました。

YOSHIKIほど色々な楽器や、オーケストラまた、MIYAVIのオクターバーやチューニングで補える、と発言していました。

ベース弾きの一人としてはさびしいのですが。

SUGIZO「ベーシストがいないのが強み」

このインタビューでSUGIZOはベーシストがいないことでシンセベースになり、ダンス寄りになった、と発言しています。

確かに今はダンス要素のある曲が流行っていますよね。

アメリカではEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)全盛です。そのため映画「君の名は」が全米で公開された時、在米日本人はRADWIMPSのギターサウンドを「時代遅れではずかしい」と感じたそうです。

ベースがシンプルだと踊りやすい

ベースがシンプルだと踊りやすいです。

あまり複雑なリズムですとリズムも複雑になってしまいます。

バスドラムも4分打ち※ですと、1拍ごとにリズムをとれるので踊りやすいです。

※拍のタイミングでバスドラムが入るシンプルな叩き方。

なので近年のダンスミュージックではベースはシンプルになりつつあります。

これがベーシストがいると色々弾きたくなってしまいます。

音の隙間があると埋めたくなるのがベーシストです。

ベースがシンプルだと他の楽器が活躍する余地が大きくなる

そもそもベースがシンプルですと、他の楽器が活躍出来るか余地が大きくなります。

なのでベーシストがいないことでベース音がシンプルになり、より他の楽

また、固定ベーシストがいないことでMIYAVIがベースラインを弾いたり、SUGIZOがベースラインを弾いたり縦横無尽です。

制約がある方が面白いものができる

また、制約があるほうがおもしろいものが出来る、という考えもあります。

俳句などは文字数を制約するから足りない文字を想像しておもしろいものが出来ます。

ベースが無いからギターやボーカル、ドラムにピアノがフィーチャーされる、というものです。

大抵のバンドにはベーシストがいるのでレッドオーシャン

大抵のバンドにはベーシストがいます。

そのポジションってバチバチのレッドオーシャンです。

その中で個性を出したりするのは至難の技です。

でもベーシストがいないバンドは少ないです。

その少ないポジションで戦うのは、割とブルーオーシャンですよね。

THE LASTROCKSTARSのベーシストについてまとめ

というわけでTHE LAST ROCKSTARSのベーシスト問題について考えてきました。

まとめると

  • YOSHIKIはTHE LASTROCKSTARSのベーシストを不要と考えている。
  • SUGIZOはベーシストがいないことでシンセベースになり、ダンス寄りになったと話している。
  • ダンスミュージックではシンプルなベースが踊りやすく、他の楽器が活躍する余地が大きくなる。
  • 制約があるほうが面白いものができるという考えもあり、ベーシストがいないことで他の楽器がフィーチャーされる。
  • ベーシストがいないバンドは少なく、そのポジションで戦うのはブルーオーシャン。

とまあ、ベーシストがいないことをポジティブに考えるメンバーでした。