ギターの変則チューニングの色々!面白い音が作れるよ

ギターのチューニング というのは実はいろいろあります。

一般的にはレギュラーチューニングというチューニングをしていると思います。

しかしギターのチューニングはそれだけではありません。チューニングは自由に変えてもいいんです!

ボーカルのキーに合わせたり、響きを変えたかったり、そんな 願いを叶えてくれるのが変則チューニングです。

ギターの変則チューニングの種類

変則チューニングというのは色々な種類と色々な目的があります

大きな目的で言うと

  • キーを変える
  • 欲しい音を出すために変える
  • 欲しい響きがあるから帰る
  • 楽に弾きたいから帰る

ということです。 早速それぞれの チューニングを見ていきましょう。

変則チューニングで欲しい響きを出すを変える

欲しい響きがあるときもチューニングを変えます。

いつものチューニングでギターを弾く よりも変則チューニングをしてみると不思議な響きだったり、自分の頭にない響きが出てきたりでとても楽しいです。

例えば以下のチューニングがありますね。

DADGADチューニング

DADGADチューニングというのをご存知でしょうか?ダッドガッド、と呼ばれます。

これは 6弦から 「D・A・D・G・A・D」 の音の変則チューニングになります。

6弦はEからDへ下げます。5弦はそのままです。4弦もそのままですね。3弦もそのまま。2弦はBからAに下げます。1弦はEからDに下げます。

試してみると分かりますが とっても不思議な音になりますよ。

インドっぽい感じと言うか、パキスタンの民族音楽のような響きがあります。

レッド・ツェッペリンのジミーペイジ が 民族パキスタンのカシミール地方の民族音楽に影響されて使ったので有名です。

その名のとおり、カシミールという曲で使われています。

とても面白いチューニングです。

このチューニングでギターを弾いてると楽しくてずっと弾いちゃいます。

何も押さえずに上からじゃらーんと弾いただけで不思議なコードの響きになります。

これも言葉だけじゃなく実際やってみてください。やるとその不思議な魅力にとりつかれますよ。

僕もこのチューニングが大好きです。

変則チューニング オープンGチューニング

楽にギターを弾くためにチューニングを変えるというのも たまにあります

G チューニングというのもあります。

ギターの開放弦を鳴らした時に G の音になるようにするチューニングです。

一応言うと6弦から「 G・ B・ D・ G・ B・ G」 となります。

これは開放弦だけで鳴らした時にGコードになっています。

好きなポジションでセーハ(同じフレットですべての弦を押さえること)すれば、それだけでメジャーコードの出来上がりです。

これも実際に弾いてみると結構面白いです。

ただネックに負担がかかりそうなのがちょっと心配です。

普段の 楽曲で使うというよりはこのチューニングにしてみて、音楽のアイデアを得るというのがいいでしょう。

変則チューニングで欲しい音を出す

欲しい音があるからチューニングを変える、というのもあります。

通常のレギュラーチューニングにはない音、低かったり高かったりする音を出したい時にこのいう変則チューニングを行います。

例えばパンテラというバンドは半音下げというか、1.5音下げのようなチューニングをしていたそうです。

そうすることによっておどろおどろしい雰囲気をねらったのだそうです。

変則チューニング 6弦だけ音を下げる

6弦だけ音を下げるというのもよく使われます。

本当は7弦ギター、つまりローBの音が欲しいのですが、常にロビーの7弦ギターは必要ない。

そんな時は1曲だけ 6弦の音を下げる、ということをします。

変則チューニングでキーを変える

ボーカルのキーによってチューニングを変えたりします。

またギターの側でも、キーが変わっても、チューニングを変えるだけだとポジションが変わらずに楽です。
オリジナルのキーがきつくなってきたので、半音下げるとかですね。

全ての音を半音ずつ下げるチューニングになります。

これが変則チューニングになるのか、ちと疑問ではあります。

ボーカルのキーを下げたいときや、重い雰囲気を出したい時などに使います。

テンションが下がり、弦がゆるくなるので、フィンガリングがしやすいというメリットもあります。

ちなみにキーを上げたいときには「カポタスト」を使うと便利ですね。

変則チューニングのまとめ

紹介してきたように弦のチューニングは色々あります。

まとめると

  • 半音下げはテンションが下がるので弾きやすくなります。またキーを下げたいときにも有効です。
  • 6弦だけ下げてローDの音を出すこともできます。
  • DADGADチューニングやオープンGチューニングで面白い雰囲気が出せます。

以上でしたね。

通常のレギュラーチューニングだけではなく今日ここで述べた一部のチューニング方法を試してみてください。

また、変則チューニングテンションが変わってしまった、そんなときのテンションの強め方、弱め方はこちらのサイトを参考にしてみてください。

参考:半音下げチューニングで弾きにくい場合https://bassguitarband.com/down-tuning/

変則チューニングをすると、自分の今までのマンネリ化したギターが変わり、全然違う音楽ができるかもしれません。

きっと面白い気付き、発見があるはずです。

チューニングを変えるだけで面白いフレーズができたりしますので 一度変則チューニングでギターを弾いてみてください。