ベースもギターのようにかっこよく速弾きを決めてみたいと思いませんか?
ベースは弦と弦の感覚が広いので、どうしても手が大振りになります。
その分スピードも遅くなります。
今日はそんな速弾きのコツについて書いてみたいと思います。
言っておきますが 僕も大して速弾きはできません。
速弾き時はピッキングの仕方を変える
まず速弾きをする時は普通の時と違うピッキングをする必要があります。
普段私は、良い音を出すためには(三味線のように)上から叩きつけるように縦方向に弾く、ということを言っています。
【参考記事】
でも、それでは速弾きがやりづらいです。
ボディに対して並行に動かすことでスムーズなピッキングが出来ます。
ピッキングの力を逃がすピックの持ち方
また、うまくピッキングの力を逃がすことも必要です。
速弾き時はピックを軽くもち、弦に当たっても受け流すようにピッキングします。
ピックは落とさず、でも弦の抵抗は逃がす。
しなやかにピックを持てるように意識して練習しましょう。
フルピッキングで速弾きはキツイ!ずるい速弾き
フルピッキング(すべて音をピッキングで出す)して弾くのはキツイです。
どうしても物理的に限界があります。
もちろんそれを極めている人もいます。ギタリストのポール・ギルバートさんやイングベイ・マルムスティーンさんですね。
でも、そんな超人でない限り、難しい。そういう時はハンマリングプリングを利用して速く聞こえるようにします。
以下では
- エコノミーピッキングを使う
- ハンマリング、プリングを多用する
- スウィープピッキングを使う
ということについて解説していきます。
エコノミーピッキング
エコノミーピッキング、あるいはベースの指弾きだとレイキング、と呼ばれる奏法があります。
エコノミーピッキングは 弦をストロークするようにして音を出すスイープみたいな弾き方です。
オルタネイトピッキングの場合、弦はあくまでも上下交互に弾きます。
隣の弦を弾くとき、直前のピッキング方向とは逆になります。
ところが、エコノミーピッキングの場合は、2弦を弾いたあと1弦を弾く場合、同じダウンで弾きます。
手首を上下に振らない分、速く弾けます。すべてのフレーズをエコノミーにはできませんが、所々入れるだけでも、ピッキングに余裕が出来て、その分速く弾けますよ!
ハンマリング、プリングを適度に入れる
ベースは速弾きには向かない楽器です。そのため、ハンマリング、プリングを適度に入れてピッキングに余裕を持たせましょう。
これだけで右手に余裕が生まれます。
2音だけの速弾きって、結構誰でも出来ます。
それが何音も続くから弾けないのです。
ならば右手と左手、両方の技で弾けばいいのです。
スウィープをする
スウィープという技があります。低音弦から高音弦に向かってコードを弾くように1音づつ弾いていく奏法です。
これは主に弦の多いギターの奏法です。でもベースでも出来ます。
特にハンマリングとプリングを組み合わせると、効果的です。
ベースをピックで速弾きする方法まとめ
というわけでベースで速弾きする方法についてみてきました。
まとめると
- 速弾きの時はピッキングを変える
- エコノミーピッキングをする
- ハンマリング、プリングをする
- スウィープをする
ということでした。
頑張って練習してみてくださいね!