ギターを始めたい!だけど何から始めたらいいか解らない。
そんな方のために、ギターを始めるためにまず何をすればいいのか、解説します。
まずギターを買おう!
最初、ギターを始めたいと思ったら何をしますか?
はい!とりあえずギターを買いましょう!
ギターが実際手元にあるのとないのと、全然違います。
初めてギターを手にいれるとテンション上がりますよー!
これで自分もギタリスト!って思います。
楽器を選ぶ基準
楽器を初めて買うときは何を買ったらよいでしょうか?
とりあえず自分が好きなアーティストが使っているギターがよいと思います。
ただし、シグネイチャーモデル(アーティストがオリジナルで作った楽器)はあんまりおすすめしません。
シグネイチャーモデルはクセが強すぎるものもあるからです。
アーティストが自分が弾きやすいように作っています。
そのため、初めてギターを弾く人には使いづらい部分があったりします。
一般的に使われているモデルを選びましょう。
初心者におすすめのギター
もし迷ったら、以下のギターをおすすめします。
●フェンダー社(←メーカー名です)
ストラトキャスター(←商品名です)
ストラトキャスターは多くのアーティストが使用しています。
クセが少なく、ポップス、ロックなど様々な音楽に対応出来ます。
また、木の選別、パーツ、製作方法によって様々な価格があります。
カラーも色々あるので、選びやすいと思います。
迷ったらこのストラトキャスターをおすすめします。
テレキャスター
同じくフェンダー社から発売されています。
こちらはシャキシャキとした、歯切れのよい音が特徴です。
SHISHMO (ししゃも)のギタリストの宮崎さんやMIYAVI さん(厳密にはフェンダー社のギターではないが)、布袋寅泰さん(フェンダー社のものではない)、などが使用しています。
本家のフェンダー社のテレキャスターも人気ですが、コピーモデルが色々な会社から発売されているのが特徴です。
それだけ「素材としてはよい」楽器だと思います。
ただ、細かい仕様が現代的ではない部分もあります。
具体的には
- 弦の高さ調整がやりづらい
- パワーがない
-
などです。
そのあたりが気になる人は、コピーモデル(フェンダー以外の、パワーのあるタイプ)を選んだほうがよいでしょう。
ただ、売るときのことを考えると、本家本元のフェンダー社のテレキャスターのほうがよいと思います。
フェンダー社のテレキャスターのほうが中古として高く売れるからです。
・ギブソン社(←メーカー名)
レスポールモデル
こちらはギブソン社から発売されている、レス・ポールさんのモデルギターになります。
レス・ポールさんという、カントリーギタリストのために作られたモデルです。
シグネイチャーモデルですが、大変多くのアーティストが使用しています。誰でも使いやすいモデルなので定番として生き残っています。
そう考えると、レス・ポールモデルはシグネチャーモデルを超越していると思います。
力強いサウンドから甘い音まで、音の幅が広いです。
若干重いです。
しかし軽量のレスポールモデルもあります。
またバランスがよいと重みを感じないこともあります。
ぜひ実際触ってみて、しっくりくるものを選びましょう。
SGモデル
こちらも割りと人気のモデルです。
レスポールのような力強いサウンドで、派手な感じです。
レスポールより軽く、扱いやすいと思います。
その他、見た目、音、持った感じしっくりくる、など実際に触ってみて、気に入ったギターを選びましょう。
付属品も必要
ギターを弾くには付属品が必要です。
以下にざっと書いておきますので参考にしてください。
- ピック(ギターを弾く道具)
- チューナー(チューニングする装置)
- アンプ(音を増幅させる装置。ギターとつなげて音を大きくします。スピーカー付きが多い)
- シールド(ギターとアンプをつなぐケーブル)
- ストラップ(ギターを肩から下げる)
- ギターケース
などです。
始めるのに年齢は関係ない!
この間カラテカの方が漫画で手塚治虫賞を取りました。
年齢は40歳です。
漫画を描き始めたのはなんと38歳です。
彼がすごく良いことを言っていました。
僕の中では、38歳だけど18歳だと思うようにしていました。だからいま、20歳(ハタチ)なんです。何を開き直っているんだと思われるかもしれませんが、これは本当に効果があって、10代だと思ったら大概の失敗は許せました。
ヤフーニュースより
すごいですね。人間、なにかを始めるのに年齢は関係ありません。
やりたい!と思ったときが始め時です。
とりあえず音を出してみよう!
ギターや必要な道具を揃えたら、音を出してみましょう。
初めて自分のギターにさわるワクワク感。
カッコいい音が出たときの興奮。
たまらないです。
でも最初は何も弾けず、挫折しそうになると思います。
イメージ的には簡単に出来そうなギターですが、やってみると以外と難しいです。
そこで次は楽しくギターを覚えらる方法を解説します。
音だし前に各ポジションの名称解説
楽器の音を出す前に、楽器のポジションの名前を解説しておきます。
チューニング用のペグと呼ばれるものがついている部分全体を「ヘッド」と呼んでいます。
弦は太いほうから6弦、一番細いのが1弦です。
弦の下にあるのが「フィンガーボード」。「指板」とも呼ばれています。
そのフィンガーボードに音程を変化させる「フレット」がついています。
これは上(ヘッド寄り)から順番に
1フレット→2フレット→3フレット→4フレット→5フレット・・・・・22フレットくらいまであります。
チューニング
ギターを弾く前にチューニング、という作業があります。
チューニングは音合わせのことです。
ギターには6本の弦があります。
E(ミ)=6弦
A(ラ)=5弦
D(レ)=4弦
G(ソ)=3弦
B(シ)=2弦
E(高いミ)=1弦
という順番になっています。
音を鳴らして、チューニングメーターで確認しながらペグを回していきます。
または弦の名前が出てくるチューナーもあります。
そのほうが最初は簡単かと思います。
ギターのポジションを覚えよう!
ギターにはポジションがあります。
住所みたいなものてす
弦は太いほうから順に
- 6弦
- 5弦
- 4弦
- 3弦
- 2弦
- 1弦
という順番になっています。
またフレット(ネックについている押さえると音程を変化させるバー)はヘッド側から
1フレット→2フレット→3フレット→4フレット→5フレット・・・・・22フレットくらいまであります。
この縦の弦の名前と横のフレットの名前でポジションを言い表せます。
簡単なコードを覚えてみましょう。
ギターを始めるのに一番よいのはコードを覚えることです。
ただし、いきなりすべてのコードを覚えずにまずは簡単なコードから始めましょう。
以下のコードは比較的簡単に覚えられると思います。
Cコード
Dコード
Gコード
Eコード
Aコード
ただし、必ずしも上記を覚えなくてはならないわけではありません。
弾きたい曲があって、必要に応じて覚えるのでも構いません。
また、最初に練習する曲はホリエモンさんの言うようにスタンド・バイ・ミーなど簡単な曲がいいと思います。
前述したとおり、ギターは意外と難しいです。
なので簡単な曲から初めて、達成感を味わいましょう。
ちなみにスタンドバイミーのコード進行は
G→Em→C→D→G
というコード進行です。
好きなアーティストの楽譜を買おう!
少し弾けるようになってからでも全く弾けない状態からでも構いません。
好きなアーティストの楽譜を買ってみましょう。
そこには弦とフレット名で 抑えるべきポジションが 指定されています。
それに合わせてそれを見ながら音をたどりつつ 好きなアーティストの曲を聴きながら弾いてみましょう。
ワンフレーズだけでも好きなアーティストのフレーズが弾けた時はすごく嬉しいです。
まるでそのアーティストのメンバーになったかのようです。
こういう素晴らしい体験ができるのもギターならではです。
今すぐギターを始めよう!
長くなりましたがギターを始めるのに何も迷う必要はありません。
やりたいと思ったら今すぐギターを買って始めるべきです。
ぜひ楽しんでみてください!