GLAYのサポートとして長年活動している永井利光さん。
実は大御所ドラマーなのです。
愛称は「TOSHI」や「Toshi Nagai」などですね。
ここでは「TOSHI」さんと表記していきますね!
GLAYのメンバーより年上
TOSHIさんはGLAYのメンバーより年上です。1964年生まれの59歳(2023年現在)です。
GLAYのメンバーは1971〜72年生まれです。
なので、結構年上なのですね。
SUGIZOが大御所と呼ぶわけ
SUGIZOがラジオでTOSHIさんのことを「大御所」と発言していました。
これには理由があります。
このTOSHIさん、SUGIZOがあこがれたバンド、BOOWYの元メンバー氷室京介さんのサポートをつとめていた人なのです。
また、他にもそうそうたるミュージシャンのサポートをしています。
なのでSUGIZOからすると「大御所」となるのですね。
なぜGLAYのメンバーにならないの?
TOSHIさんはGLAYのメンバーからの信頼が厚いそうです。そのため「メンバーにならないか?」と誘われたこともあるそうです。
しかしその誘いを断りました。
なぜGLAYのメンバーにならないか、というと、
- 4人の世界を崩したくないから
- 緊張感があったほうがいい
ということです。
TOSHIさんのドラムの特徴
TOSHIさんのドラムの凄さは?
幅広いテクニックを身に着けています。
本人はストイックで、甘えずに「ドラマー」としてやってきました。
バンドに甘えず、どこでもやっていけるように必死にテクニックを身につけたそうです。
高校時代は一日7時間練習していたそうです。
ツーバスでドコドコ、音を鳴らして上半身も軽快です。
軽快だけど重みがあるサウンドです。
またスネアドラムのポジションを叩きわけ、音程をつけています。
例えば「誘惑」のイントロ。
スネアドラムの連打から始まります。
スネアドラムも同じ場所を叩くのではなく、場所を変えています。
そうして音程を段々と高くしています。
曲の中でもスピード感を出したり、ゆったり感を出したり
一曲の中でもスピード感を出したり、ゆったり感を出したり調整しています。
ノリ(グルーヴ)は変えずに、もちろんテンポは変えずに、でもスピード感やゆったり感を表現しています。
演奏する曲を第一に考えて、曲の魅力を最大限に高めるドラミングをする、これがTOSHIさんの特徴のひとつですね。
これはやはり一回一回良い仕事をしないと次から仕事が無くなる、という緊張感がそうさせているのだと感じます。
曲の中に色々な表情を出すようにしている
TOSHIさんは「曲の中に色々な表情を出すようにしている」そうです。
これすごく大事なことです。
ドラムってバンドの「エンジン」などと言われることもあります。
つまりドラム次第で良いバンドになったり、良くないバンドになったりするのですね。
その1つの要素がこの表情だと思います。
ほんとドラムに表情がないとのっぺりとした演奏になっちゃうのですね。
ベターっとするというか。
聴いているほうはおんなじ感じだと結構疲れるのですね。
なのでTOSHIさんはそこを解っていて、なおかつ表現出来るテクニックがあるのですね。
参考You Tube「TOSHI NAGAI ドラム ロック マスター」
タイトなドラム
TOSHIさんのドラムはすごくタイトです。
タイトとは、「固い」「きつい」という意味です。
タイトなドラムというと、「締まったドラム」という意味でしょうか。
スネアドラムは叩き方によっては「バシャーン」と音が広がります。
TOSHIさんの音は締まった音がします。
おそらく締まった音になるような叩き方とチューニングを施しているのですね。
GLAYのサポートドラマーTOSHIさんの凄さ、特徴は?まとめ
というわけでGLAYのサポートドラム、TOSHIさんの凄さや特徴についてみてきました。
まとめると
- GLAYの長年のサポートである永井利光さん(TOSHI)は大御所ドラマー。
- TOSHIさんはGLAYのメンバーよりも年上で、SUGIZOが彼を「大御所」と呼ぶ理由は、彼がBOOWYの元メンバー氷室京介さんのサポートを担当していたため。
- TOSHIさんはGLAYのメンバーに誘われたが、4人の世界を崩したくない、緊張感が無くなるなどの理由で断った。
- TOSHIさんのドラムの特徴は、幅広いテクニックを持ち、ストイックに練習し、スネアドラムのポジションや音程を工夫している。
- 彼は曲の中でスピード感や表情を調整し、演奏する曲の魅力を最大限に引き出す特徴がある。
- TOSHIさんのドラムはタイトで締まった音を持ち、叩き方とチューニングがその特徴を作り出している。
ということでした。
また好きなドラマーが増えました。