こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
こんなタイトル、怒られそうです。
ジミ・ヘンドリクス(以下略してジミヘン)は凄い、凄いといわれます。
ところが現代に生きる我々はそのすごさがいまいちわからない。
ギターの使い方も、プレイスタイルも、ステージアクションも、
全てがすごいのですね。
あらためてジミヘンの凄さに迫りたいと思います!
歌いながらリードギターを弾く
ジミヘンはボーカルをとりながらギターを弾きます。
ここが人間離れしている、といわれます。
メロディーと関係ないフレーズを弾きながら歌っていました。
歌いながらリードギターを弾いたりします。
革命的なアームプレイ
ジミヘンといえばアームプレイですね。
アームプレイに革命をもたらしました。
ストラトキャスター(ギターの機種)を作ったレオ・フェンダーもこのような使い方は想定していなかったようです。
レオ・フェンダーはハワイアンのような効果を狙っていたようです。
それが、アームが折れるほどの過激な音程変化などを行うようになるとは!
特にアームダウン(低音方向)して弦をダルダルにして、爆撃のような音を出すなどは当時本当に革命的でした。
https://youtu.be/ezI1uya213I
本人は参加したベトナム戦争の音を再現しようとして、そのようにしていました。
親指を多用
ジミヘンのギタープレイの特徴として親指を多用する、というのがあります。
そう、ジミヘンは親指が異様に長いのです。
その長い親指で低音弦を押さえつつ、他の指で高音弦を弾く、というのがジミヘンスタイルです。
これにより一人二役のような音を出してるところがかっこいいですね。
ジミヘンの親指が長いので手の小さい人はなかなか真似が出来ないプレイですね。
歯でギターを弾く
ジミヘンのステージアクションとして、歯で弾く、というのがあります。
歯でピッキングして音を鳴らす、というものです。
これもギターと「セックスしている」みたいですよね。
ギターを「背中で弾く」
ジミヘンはギターを背中に持っていって弾きます。
背中に持っていき、手元を見ないで弾くのですね。
こういうの、バンドだと怒られそうです。
でもジミヘンは圧倒的なテクニックがあり、しかも自分のバンドです。
だれも文句をいえませんね。
過激なステージアクション
誰だったか、日本のミュージシャンがジミヘンのギターを評して「ギターとセックスしている」と言っていました。
たしかにわからなくもないです。
弾き方、ステージアクションがそのようだったからです。
ギターを股間に(?)挟んで弾いたり、腰の動きが妖しかったりします。
ギターが3人いるよう
レッチリのギタリスト、ジョン・フルシアンテは「(ジミヘンの)リトル・ウイングを聴いたとき、ギタリストが3人いるのかと思った」と言っています。
ジョンいわく、コードを弾きながらリードギターも弾く。
そしてきっちりミュートするのはとても大変なのだとか。
過激なようで、繊細なギターも得意
ジミヘンというと、過激なギタープレイがフューチャーされます。
でも繊細なギターも得意です。
「リトルウイング」という曲に代表されるような、繊細なバラードも弾きこなします。
それにしてもジミヘンのギタープレイを比べたら、現代のギタリストはジェントルマンですね。
ジミヘンの何が凄いのか?ジミ・ヘンドリックスのギターの特徴は?まとめ
というわけでジミヘンの凄さ、ギターの特徴についてみてきました。
まとめると
- 歌いながらリードギターを弾くのが凄い
- ステージアクションが凄い
- テクニックが凄い
- ギターの使い方に革命をもたらした
- 意外と繊細なギターも上手
ということでした。
あらためて振り返るとやっぱりジミヘンは凄いです。
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それはピアノで、しかもジミヘンとはパフォーマンスが違いますよね。