布袋寅泰のギターの凄さは?特徴も

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。

今日は布袋寅泰さんの凄さについて書いていきたいと思います。

ギタリストとしてもすごいし、作曲家、パフォーマーとしても素晴らしいです。

まあ聞いてもらえば一発ですごいなと思うのですが一応解説していきますので最後までお付き合いください!

カッティングが凄い!

布袋さんといえばカッティングの凄さが際立ちます。

ボーイ時代からのキレのあるカッティングがとてもかっこいいです。

特に有名なのはボーイ時代のバットフィーリング。

この左手親指での低音弦を絡めつつ高音弦の音を出す、これがカッコいいです。

こぎを出すというこのカッティングがかっこいいのですね元ジュディーアンドマリーの TAKUYA さんや LUNA SEA の SUGIZO さんなどがコピーしています。

でもやっぱりちょっと違うように聞こえるんですよね。

あの独特な布袋さんの切れ味のあるカッティングは布袋さんならではですね。

作曲能力がすごい!

布袋さんの隠れた凄さはこの作曲能力です。

自身の曲、ポイズンや江頭2:50さんのテーマソングであるスリルなどはヒットさせようと思って作った曲、ということです。

ヒットさせようと思って作ってヒットさせるって凄いことですよね。

あるいは今井美樹さんの「プライド」や「ドライブに連れてって」などもめちゃくちゃいい曲です。

こんな風に布袋さんの作曲だったという曲が結構あります。

勢いのあるギターソロがカッコいい!

布袋さんにしか出せない音がある!

布袋さんにしか出せない音があります。

布袋はピックをほんの少しだけ出して弾いています。

普通はピックを指から3~4ミリほど出して、弦をはじいています。

でも布袋さんは1ミリくらいしかださないのですね。

いや、測ったわけではないですよ。

でもわずかしか出さないのです。

そのためピックが弦に当たると同時に、ピックを持つ指も弦にあたってノイズが出ます。

こうすることでノイズっぽいサウンドになります。

布袋さんはそのノイズを含んだギターサウンドが好きらしいのですね。

その代わり指はぼろぼろになるそうです。

それが痛気持ちいいのだそうです。

まさに身を削って唯一無二の音を出しているギタリストですね。

オームの声も布袋さんのギターサウンド!

ちなみに「風の谷のナウシカ」のオームの鳴き声も布袋さんのギターです。

オームが迫ってくる時に「ウォーン」とか、「キューン」というような音が出ています。

あれが布袋さんのギターの音です。

常にブリッジミュートしている

布袋さんはブリッジミュートをして弾いているそうです。

ブリッジミュートとは、ピッキングする右手の手刀の部分で軽くミュートする奏法です。

そうやってエレキギターサウンドの特徴であるサステイン(音の伸び)を消しているのです。

これが珍しいですね。

普通はサスティンを伸ばそうとします。

布袋さんは逆にとにかく音を短く切っていくスタイルなのですね。

ノイズを出さずに出したい音だけ出す。

もちろん伸ばすところは伸ばす。

こうやってメリハリをつけるのが布袋さんの特徴です。

左手小指をあまり使わないスタイル

布袋さんは左手小指をあまり使いません。

これも布袋サウンドに影響を与えます。

普通は小指で押さえるところをスライドといって指を滑らせる奏法を多く使います。

なので普通にギターソロを弾いてもどこか勢いを感じるのですね。

ちなみに布袋さんがこういうスタイルになったのは「ギターを低く構えてカッコつけたいから」だそうです。

ギターを低く構えると、小指が使えなくなります。

そういう格好から入るのも布袋さんの美学ですね。

そしてそれがギターの音にまで影響を与えているのです。