スウィープってご存知ですか?
スウィープという弾きかたをご存知でしょうか。
ちょうどコードをかき鳴らすようにして、ダウンピッキングのみ、あるいはアップピッキングのみで一音一音ずつ音を出していく。
そうすると、とても速いフレーズが出来ます。
それがスウィープです。
それではオルタネイトではなく、なぜスウィープをするのでしょうか?
スウィープなら速く弾ける!
オルタネイトではどうしても速さに限界があります。
折り返えしで弾かなくてはいけませんからね。
でもスウィープ なら理論的にはものすごい速さまで行けます。
腕を振り下ろす速さまでは速く弾けます。
スウィープはフレーズのフックに使える
そして速弾きだけではなく色々なフレーズのフックにも使えます。
例えばフレーズの頭にこれを使うことで耳をそばだてるような効果もあります。
結構ブルース系のプレイヤーなんかも効果音的にやっています。
これは難易度が低いので、スウィープの取っ掛かりとして練習するといいと思います。
ベースでも使えますのでぜひ試してみてくださいね。
ダウンピッキングのスウィープ練習のコツ
スウィープの練習時間の目安:1日2時間で1週間
スウィープの成功のコツは何と言ってもに右手と左手のコンビネーション。
これが合わないと全然駄目ですね。
①コードを押さえてゆっくりピッキング!
まずは左手でコードを押さえて、ゆっくりピッキングしてみましょう。
テテテテ~♪
こんな感じですね♪
これがスウィープ練習の最初です。
②右手の手刀でミュート!
次に上記の「ゆっくりコード弾き」に、右手のミュートを組み合わせます。
ここからスウィープ練習のハードルが一気に上がります。
右手の手刀で1弦ずつ出た音を消してしていきます。
この練習はミュートの正確さが求められます。
何せ1弦づつ弾いた音を消していくわけですから。
これは練習あるのみですね。
この表を参考にひたすら練習してみてください。
運指を入れたスウィープの練習
なんとなく手刀で1弦づつ音を消せるようになったら、左手も動かしていきましょう。
ハンマリング、プリングも組み合わせると、面白いフレーズが出来ますよ。
アップピッキングでのスウィープ練習
ダウンピッキングでは右手の手刀でのミュートが大事、という話をしましたね。
それではアップピッキングでのスウィープはどうやって練習するのでしょうか。
アップピッキングでのスウィープ練習
アップピッキングでは弾いた指を浮かせてミュートしていきます。
こんな感じでうまくいくまで練習してください。
これはミュートに関してはダウンピッキングのスウィープよりも簡単かもしれませんね。
最後に
スウィープ練習のコツはわかってもらえましたか?
基本的には練習あるのみです。
難しく感じますが、練習すれば必ず出来るようになります。
ミュートの練習にもなるのでスウィープ練習やってみてくださいね。