最近注目してる米津玄師さん。
とうとう2018年末の第69回紅白に出場しました。
テレビに出るのを嫌がっていて、ファンにも「今後はライブで会いましょう!」といっていたので、驚きです。
この時に歌ったlemonがめちゃくちゃ上手でしたね。
音源と同じレベルで歌っていたのに感動しました。
【簡単に米須さんの紹介】
元々バンドをやっていたそうなのですが多人数で音楽を作ることが自分には向いていないと気づいたそうです。
それからは一人で音楽を作っているそうです。
「ハチ」という名前で初音ミクなどのボーカロイドを利用して楽曲を作っていました。
あるいは女性ボーカリストとコラボしていましたね。DAOKOさんと打ち上げ花火を発表したりしてました。
しかし自分で歌わないのはごまかしだと言ってそれからは自分で歌う曲も作っています。
そしてドラマ「アンナチュラル」の主題歌として採用されたLemonが大ヒットしました。
この曲で名実ともに男性シンガーソングライターとして認知されました。
この曲は米津さんのお祖父さんか亡くなったときの思いが反映されているそうです。
そのため今年の紅白では地元の徳島から生中継で出演するそうですね。
その Lemon、カラオケランキングで1位となったそうです。
すごくいい曲だなぁと思って僕も歌に挑戦しました。 これがすごく難しいんです。
歌ってみると音程が全く取れないんです。
それでこの難しさは何なんだろうと思って分析してみました。
Lemon は難しい!まず音程が取れない!
Lemonは一語に1音が割り当てられています。全部じゃないですけど言葉が変わるたびに違う音程になるのですごく難しいんです。
この音程も結構微妙なんですよね。
一般的に歌いやすい歌、というと、一音程で何個かの言葉が当てはめられています。
たとえば閉店の歌でおなじみの「蛍の光」を見てみましょう。
「ほーたーるの~」の歌詞では「たーるの~」の部分が同じ音程です。これだと一つの音程で何個かの言葉が入っているので初めに音程をミスっても途中で修正して誤魔化せます。
ですが、lemonは一語に一音程を当てはめているので、途中で修正が出来ません。
だからぶっつけ本番的な難しさがあります。
耳が良く、音程の感覚をちゃんとつかんでいないと正確な音程で歌えません。
ギターやピアノなどの楽器ならその音程のところを押さえてしまえば簡単に正確な音が出ます。
でも声の場合は本当に出したい音を耳で覚えていなければなりません。
なんども歌い込んで一語一語、音程が違うということを意識して練習するしかありません。
まずはアカペラでゆっくり歌ってみて、音程を頭に叩き込みましょう。
Lemon は難しい!ブレス(息継ぎ)する場所がほとんどない!
Lemonはブレス(息継ぎ)するところがほとんどないんです。
これもlemonが難しい理由の一つです。
例えば冒頭の部分「夢ならば~」と「いまだにあなたのこと~」の間を見てみます。
ここは半拍(1拍の半分)ほどの時間で次のセンテンス分の息を吸う必要があります。
言葉がびっちり詰まっているので息継ぎをどこでしたらいいか全然わかりません。
たまにある歌と歌の切れ目で思いっきり息を吸わなければなりません。そのためた息で長いセンテンスを歌っていくという大変難しい歌なんです。
それなのにカラオケでヒットしていて皆さんどうやって歌っているんだろうなぁとすごく不思議です。
実際僕も友達と カラオケに行ったらやっぱり難しい難しいと言っていました。途中で諦めて停止ボタンを押していましたね。
だからほんと難しいんですよ。
ボーカリストならともかく、普通の人がこの短い時間で息を吸うためには訓練が必要です。
難しいlemon攻略のための息継ぎ練習
皆さんは水泳でクロールをしたことがありますか?
あの顔を横に向けた瞬間に息を吐いてから一瞬で吸う感じです。
ああいう呼吸法を身に着ける必要があります。
具体的にはドッグブレス(犬の呼吸)をしてみましょう。
犬が運動をしたときに舌を出してする呼吸の感じです。
口を開けて「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」と呼吸する、あれです。
あの呼吸を真似します。
この時、お腹に手を当てて、動いていることを確認します。
お腹を鍛えると(腹式呼吸)早く息を吸うことができます。
一つ注意点としては人前でやらないことです。変態だと思われてしまいます。
難しいけど、lemonを歌うとモテる?!
僕はこの間、キャバクラの女の子に「lemon大好き!歌って歌って!」と言われました。
まあスナックは一曲いくらでお金を取るので、歌わせようとするのは当たり前です。
でも、後日、女性の同僚にもカッコいい!といわれました。心なしかうっとりしてたような…たぶん気のせいです。
でも伊達に「カラオケランキングナンバーワン」を取っていません。
カラオケで歌われる半数は女性のために歌っています。
若い女の娘の食いつきは「ロンリーチャップリン」の6倍以上(当社比)です。
なので練習する価値はありそうです。
難しいlemonを歌う方法まとめ
というわけでlemonは
- 一語一語音が変化する
- 音程が取りづらい
- ブレス(息継ぎ)が難しい
この辺りを克服する練習をしていくしかありません。
録音して聞いてみる
音は以外とカラオケだと自分には上手く聞こえてしまうものです。
なのでスマホで録音して聞いてみましょう。
始めは自分の声を聞くのは恥ずかしいと思います。また、意外と下手だな、と思ったりします。
しかしそれを受け入れ、修正していく勇気が必要です。
そのうち慣れます。
また、音程を取る練習はギターチューナーを使って出来ます。
ギターチューナーを使った音程の練習
「ド」の音を発声してみて、ギターのチューニングメーターがピタリとドの音(C)に止まるように、何度も練習します。
これはガクトさんが言っていた練習方法です。
※この練習方法に関してはこちらの記事をご参照ください。→歌が上手くなる練習https://bassguitarband.com/good-singing/
私はこちらのチューナーを使っています。
自分の声の音程を判定してくれるだけでなく、ド(C)とか、基準になる音を出してくれるのがいいですね。
ちなみにメトロノーム機能もついているので、リズムトレーニングも出来ます。
ギターをやっていなくても、あると重宝します。
息継ぎ(ブレス)の練習
ブレスに関してはドッグブレスの練習をしましょう。
ドッグブレスとは、口を開けて、犬のように「ハァハァハァ!」という呼吸方法です。
これをやるときにお腹が動いていることを確認しながらやってくださいね。
難しいLemonだけど、歌うとモテるから頑張って練習しましょう。
最後になりましたが、難しいLemonだけど、歌うとモテるから頑張って練習しましょう。
頑張って歌いこなしましょう!!