こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。
だいぶ以前になりますが、ベースの塗装を剥がしたことがあります。

音がどのように変わったか、などを共有したいと思います。

私のベース

私の使っていたベースはフェルナンデスのモッキンバードタイプでした。

もともとあまり音が良くなかったです。

具体的には

  • 抜けがわるい
  • 鳴らない

というものでした。

当時は資金が無くて良い楽器が変えませんでした。

そんなとき塗装を剥がすと音が変わる、と雑誌で見かけて挑戦しました。

アクリルのぶ厚い塗装

まず大変だったのは塗装が頑丈だったことです。

アクリルのぶ厚い塗装でした。

1ミリから、下手すると2ミリ近くあったのではないでしょうか。

剥離剤を塗りふやかしてからヘラでこそげ取ります。

黒い塗料を剥がすと下地の白い塗料が出てきました。

これがまた、強力でした。

最後はヤスリで削り取り、塗装を剥がしました。

音の抜けが改善

ぶ厚い塗装を剥がして組み上げて音を出してみました。

音が抜けているのを感じます。

中・高音が良く出てくる感じです。

鳴りが改善

また、鳴りが改善しました。

多少なりともボディの響きを体で感じるようになりました。

強く弾けば強い音がし、弱く弾けば弱い音がでる。まさに理想の音に近づきました。

ぼやけていた音像がクリアに

また、弾いても音がぼやけていたものがクリアに聴こえるようになりました。

とはいえ限界がある

音が改善した、とはいえ、それは「若干」です。

劇的に変わるものではありません。

やはりはじめから良い楽器とは比較になりません。

その後にバダスブリッジに交換したりして、音はさらに改善しました。

塗装を剥がすことは「ブリッジを交換」するくらいの変化かな、と感じました。

塗装の剥がし方

私の剥がし方は、剥離剤で塗装を溶かし、ヘラでこそげとる、というものです。

これはラッカー塗装などは簡単に剥がせます。

アクリル塗装の場合はかなり大変です。

塗装が頑丈過ぎて溶けないです。

何度も塗っては少し剥がし、塗っては少し剥がしを繰り返します。

先日YouTubeを見ていたら表面を加熱してからヘラで剥がしている人がいました。

アクリルなどはこのほうが良いかもしれませんね。

ベースの塗装を剥がすと音はどうなる?まとめ

というわけでベースの塗装を剥がした時の音の変化をご紹介しました。

まとめると

  • 抜けの良い音に
  • 鳴りも良くなる
  • ブリッジを交換するほどの変化を感じた
  • ただし限界があった
  • 塗装の剥がし方についての方法

ということでした。

ご参考になさってくださいね!