速弾きを目指さず、センスを磨く

エリック・クラプトン、最近、手が動かなくなってきたそうです。

まさにスローハンドです。

いやいや、本当に残念です。

一度でいいから生で見たかったです。

あの音の選択は、日本人にはなかなか出来ません。

日本人はわりと真面目なフレージングの人が多い気がします。

まあ、エリック・クラプトンもブルースに忠実といえばそうですけどね。

ジミーペイジやリッチーブラックモアも全盛期からは下手になっています。

キレがないし、スピードも遅い。

残念ですが歳を取るとそうなるのでしょうか。

速く弾くだけのプレイヤーにはなるな。センスを磨け

その点、チャーさんやジェフ・ベックは歳を重ねるごとに円熟味が出てきています。

円熟味。これを意識していかないと。

ただ単純に速く弾けるギタリストやベーシストはたくさんいます。

しかし歳を取ると若い頃のようには速く弾けなくなるようです。

そのため、速く弾く、ということを売りにしてはいけないのです。

頭の反応は鈍るし、体のキレがなくなります。

そうすると音にも影響が当然出てきます。

もっと音のセンスとかニュアンスを大事にしたいと思います。

そのためには色々な音楽を聴いて、吸収していく。

そのためには色々なバンドに参加してみる。

そのためにはもっと自分の楽器から出てくる音に耳を傾ける。

センス、ニュアンス。そこを意識していきたいと思います。