先日 Twitter で指弾きとピック弾き、どっちがステージアクションをしやすいかというアンケートを取りました。
ベースは指弾きとピック弾きと、どちらがステージアクションしやすいですか?
— ピンバタ・オリ ベース音楽 (@pinbutter) April 22, 2019
結果としては60%以上を獲得し指弾きの方がステージアクションがしやすいという結果になりました。
首を振るくらいなら別にプレイに影響はありません。
しかしベースが上下左右、斜めなどに動くとピッキングの位置が変わり、プレイに影響が出ます。
そんな視点で指とピック、どちらがいいか、考えてみました。
指弾きは親指を固定するので ステージアクションしやすい
親指弾きは親指をピックアップや弦に固定するのでステージアクションしやすいです。
ステージアクションによる動きによってピッキングがぶれるということが比較的少ないからです。
まあやってみればわかるんですけどね。
指弾きで動く人、というとレッチリのフリーとか、KenKen を思い出します。
フリーはあまりベースが上下に動かず、足を引き付ける感じでジャンプしています。
ピック弾きは腕を固定するからぶれやすい
ピック弾きは手首で弾きますよね。
あるいは腕を使って弾きます。
そうするとステージアクションによる上下左右の運動で ピックがぶれやすくなりますよね。
ピックでもステージアクションしやすいやり方はある
ピック弾きの場合でも例えば 手の手刀の部分をブリッジに固定して弾くというやり方もあります。
また、JUDY AND MARYのベーシストだった恩田さんはベースに小指を引っ掛ける革ひもを取り付けていました。
これによって派手にステージアクションしても、手首の位置がぶれないようにしていました。
まとめ
まとめとしてはどっちも慣れれば ステージアクションしやすいということだと思います。
身も蓋もない結論ですみません。
腿(もも)を上げたり、ジャンプするとプレイに影響が出ます。
冒頭で述べたように、ベースが上下左右、斜めなどに動くとピッキングの位置が変わり、プレイに影響が出ます。
なので、逆にピック弾きでもベースと手首の位置関係が変わらなければプレイに影響は少ない、ということです。
例えば垂直ジャンプ。
垂直ジャンプなら、ベースと手首の位置関係が変わりません。
指弾きも同じく、垂直ジャンプなら弾きやすいです。
ただピック弾きの方が指弾きより大きな腕の可動を必要とするのでステージアクションした時にぶれやすいのではないかな?というのが僕の結論です。
ピックだと、ベースが動くことでストロークが変わってくるので、弾きづらいです。
指弾きか、ピック弾きか、迷っている人は参考にしてみてください。