ベースの弦には色々なゲージ(太さ)があります。
レギュラーゲージだったり、ライトゲージだったり、ヘビーゲージだったり。
でも何がどのくらいの太さなのか、説明しているサイトがないので、自分で作りました。
また、後半ではプレイスタイルによるゲージの違いについても書いています。
ゲージについての基本
ゲージは通常、インチで表示されています。
たとえば.050や.105と書かれていたり、ただ単に50や105と書かれていたりします。
ちなみにこの数字はインチ表示です。
50は0.05インチを意味します。
105は0.105インチを意味します。
我々日本人はメートル法に慣れているので、ミリで表示したほうが感覚がつかめるかもしれませんね。
1インチは25.4ミリメートルなので
- 0.050インチ=1.27ミリ
- 0.065インチ=1.65ミリ
- 0.085インチ=2.16ミリ
- 0.105インチ=2.67ミリ
という感じです。
こちらの方がなんとなく太さをつかみやすいですよね。
ベース弦の太さ(ゲージ)と表記
ベース弦の表記は統一の名前があるわけではありません。
メーカーによって若干異なります。
同じレギュラーゲージでも太さが微妙に違います。
レギュラーゲージ/ヘビーゲージ
一般的には1弦から50,70,85,105がレギュラーゲージかと思います。
でも、メーカーによってはこのサイズでもヘビーゲージ、と表記しています。
ライトゲージ
一般的には1弦から45 65 80 100がライトゲージです。
これもメーカーによってまちまちなので参考にしてください。
レギュラートップ/ミディアムボトム
ゲージ:045 065 080 105
50 70 85 105ミディアムゲージ
45 65 80 100
レギュラーライトゲージ
45 65 85 105レギュラートップ ミディアムボトム
下のの弦はLight Top / Med Bottom, 45-105となっています。
45・65・85・105ですね。
※画像をクリックするとアマゾンのページへ飛びます。
これでもmedなんですね。
このようにメーカーによってサイズはバラバラです。
弦のゲージ(太さ)の選び方
それでは弦の太さは何を選べば良いでしょうか?
基本的には太いゲージの弦は太い音がします。
またテンションが強くなるので、張力が弱いな、と思う人には太い弦をおすすめします。
半音下げチューニングなどでは太めの弦にした方が弦がゆるくならないのでおすすめです。
細い弦にすると弾きやすくなります。
押さえ安いし、ピッキングもやり易くなります。
音は若干細くなる気がします。
ただ、音はイコライザーなどである程度調整出来るので、そこまで気にしなくても良いと思います。
テンションは弱くなります。
そのため、半音下げチューニングなどには向きません。
好みですけどね。
テンションが弱くなると音量が小さくなります。
例えば3弦の音は大きいけど、4弦の音が小さい、などです。
このような場合は弦ごとに太さを調整するのも良いと思います。
それに関しては別の記事で書きたいと思います。
僕のベースの場合、4弦の音量が小さくなりがちです。
なので、4弦を太めにしています。
こんなところを参考に弦を選んでみてください。