弦の太さを組み合わせて張る
こんにちは!
定番で販売されている、弦のゲージ(太さ)が自分の好みと合わない事ってありませんか?
私は割とそう思うんですよね。
定番として販売されているゲージは、私にとっては低音弦が太すぎ、高音弦が細すぎるのです。
弦が太いと低音がよく出るし、音量も大きくなる!
弦が太いと低音がよく出ます。
野太い音という感じです。
また、弦が太いと音量も大きくなります。
弾きやすさは若干悪くなります。
弦が細いと高音がよく出るし、音量は小さくなる!
また、細いと高音がよく出ます。
か細い音という感じです。
また音量は小さくなります。
弦が細いほうが弾きやすいですね。
低音弦が太く、高音弦が細い弦のセットは定番で販売されている
低音弦が細く、高音弦が細い、という弦のセットは結構販売されています。
これはよくあるゲージのパターンですね。このくらいならまだバランスが取れます。
こちらは極端なタイプ。
これはすごいですね。
4弦が0.107インチだと重低音という感じですね。
その割に1弦が0.045インチという細いサイズです。
※ギターはすみません。よくわかりません。
ギターの場合はコシの強い音にしたいときは全体に太めの弦を張ります。
バッキングで低音をゴリゴリと出し、ギター・ソロでは細めの弦でテクニカルに弾きたい人もいます。
ギターの場合は割と色々なカスタムが販売されています。いいなあ。
ベースの場合、カスタムゲージの弦は
- 4弦が太い方が図太い低音が出る
- 1弦が細い方が速いフィルインがやりやすい
などの理由で、4弦が太くて、1弦が細いという弦のセットが販売されています。
これはマーカス・ミラーなど、フュージョン系のベーシストからの要望でしょうか。
スラップをするときにもやりやすいですし。
バッキングや刻みは低音弦に、高音弦はソロやフィルインに使うスタイルの人は低音弦を太くして、高音弦を細くするといいと思います。
ベースでは低音弦が細め、高音弦が太めというカスタムゲージは売っていない?
ベースの弦に限って言えば、私の知る限り、低音弦が細め、高音弦が太めというカスタムゲージは売っていないです。
でも私はそれだと困る場合もあるのですよねー。
ゲージを変えると、音量も変わる。
ゲージによってテンションが変わります。
基本的には太い弦を張れば音量が大きくなります。
張力が強くなるのでそうなるのですね。
逆に細い弦を張れば音量は小さくなります。
ベースそれぞれに個体差があるので、自分の感覚を信じて調整してみてください。
なので、自分のベースの特性に合わせて、調整するのもいいですね。
大きな音が出がちな弦は細い弦にして、小さい音が出がちな弦は太めにします。
本来楽器は結構個体差があるものです。
ネックの状態によって、特定の弦の音が大きかったり、小さかったりします。
こういう時、自分の楽器に合った弦の選び方をするといいんですよね。
もちろん細い弦でもピックアップに近づければ音が大きくなります。
そこら辺の弦による音量については、以前のブログに書いたのでご参照ください。↓↓
弦によって音量が違う時の対処方法 https://bassguitarband.com/strings-volume/
演奏スタイルに合わせて弦を選ぶ。
ベースの場合、ネックが長いので、ランニングベースを弾く時、どうしても弦を移動しながら弾くことになります。
そのときに、4弦と3弦でボトムを支えていたのに、2弦を弾いたら急に音が細くなってしまったり。
他の弦とのバランスが悪くなるんですよね。
なので、ランニングベースなどが主体のスタイルですと、弦の太さの差を小さくしたいのです。
レギュラーゲージでもちょっとバランス悪く感じるんです。
そんな場合には、演奏スタイルに合わせてバラで弦を買うのも一つの方法です。
イエローモンキーのヒーセさんはランニングベースをよく弾きます。
そのヒーセさんは50、70、80、100のゲージの弦を張っているそうです。
レギュラーと比べると、3弦と4弦が細めですね。
そのため、こうすれば弦の太さが近づき、音のバランスがとれるというものです。
スラップや速弾きをやらないのであればこういう張り方もありだと思います。
イエローモンキー信者の私としては、4弦を細め、1弦を太めにして、音量、音の太さをなるべく均一にしたいのです。
現在張っている弦のゲージサイズ
現在私はミディアムトップ/レギュラーボトムのゲージを張っています。
これは1弦が45から始まり、4弦が105のサイズです。
単純にAmazonで売っているエリクサーの弦は買ったときにはこのサイズしか無かった、というだけです。
張ってみたら、以外とミこのゲージもよかったです。
高音弦が弾きやすいので。
ヘビーゲージはネックへの負担が大きいと思うんですよね。
昔は太い弦を張っていました。
でも、そのせいか、ネックが反って大変でした。
それと細い弦は弾きやすいのもいいですね。
音はそれほど変わらない気がします。
逆に太すぎると、音が太くなり、聴こえづらいんですよね。
ミディアムゲージくらいが、私の好きな中音が前に出る感じがします。
以下で一般的な弦のゲージを紹介します。
自分が張っている特定の弦の音が大きい場合は、下記を参考にして、特定の弦だけ交換してみましょう。
ベース弦のゲージと表記
メーカーによってレギュラーゲージという表記でもサイズに若干ばらつきがあります。
一応一般的なベース弦のゲージを書き出してみます。
レギュラーゲージまたはヘビーゲージ
50,70,85,105
ライトゲージ
45 65 80 100
ミディアムトップ/レギュラーボトム
45 65 85 105
レギュラートップ/ミディアムボトム
045 065 080 105
…とまあ、統一感ありません。
結局、自分の好みのバラ弦を買うのがいい!
で、結局自分の好みの弦を、組み合わせて買うのが一番いいです。
私のようにできるだけ弦の太さの差をなくしたい、といっておきながら、高音弦が細いのもなかなかいい、という人もいます。
こういう人間はもう、いくつかのゲージの弦を用意しておき、気分や演奏スタイル、演奏する曲によって変えたらいいと思います。