ベースの太い弦のメリットデメリット!

こんにちは!ピンバタ・オリ( @pinbutter )です。

以前、ベースで太い音を出すには、太い弦を張れば良い、と思っていました。

確かに太い弦を使えば太い音が出やすくなります。

でも、太い弦を張っただけでは太い音は出ません。

ベースの弦は太い方が良いのでしょうか。

メリットデメリットは表裏一体なので、それぞれの特性をメリットと感じる人、デメリットと感じる人がいると思います。

ベースの弦が太いと弾きにくい

ベースの弦が太いと弾きにくいです。

なぜかというとテンションが上がって力が入るようになるからです

ベースの弦が太いと硬い音がする

ベースの弦が太くなるとテンションが強くなります。

そのためテンションの調整をしないと固く硬質な音になります。

逆にクリアな音とも言えますよね。

これはばっかりは好み次第ですね。

弦が太いと音が響かない・サスティンが少なくなる

弦が太いということはテンションが上がる、ということを話しました。

ということは張力(引っ張る力)が強くなるということです。

ということは弦の振動が制限されます。

そして音が響かないということに繋がります。

サステインが短くなるということですね。

逆に考えるとボンボンボンと歯切れの良い音とも言えます。

ニュアンスが出にくい

ベースの弦が太くなると、ニュアンスが出にくくなります。

ニュアンスの部分がテンションのキツさで抑えられてしまうのですね。

なので、ニュアンスが出しづらいのですね。

ただ、ニュアンスが出ない、というのは音のムラが減ることになります。

つまりテンションが強くなると音ムラ防止になるわけです。

弦が太くてもテンションを下げればニュアンスは出せる

弦が太くてもテンションを下げることが出来ます。

そうすればニュアンスも出せます。

ペグに巻き付ける回数を減らしたり、弦高を下げることで対応出来ます。

ギターやベースで弦のテンションを下げる方法、上げる方法

ベースの太い弦のメリットデメリットまとめ

というわけで単純に弦が太くなっても音は太くならない、ということでした。

ベースの弦が太くなるとどうなるかまとめると

  1. 弾きにくい
  2. 音が硬くなる
  3. サスティンが減る
  4. ニュアンスが出しづらい

ということでした。

1番以外はデメリットでもあり、人によってはメリットと感じるかもしれませんね。

また、音が深くなる、太くなるというのは意外と複雑なので以下の記事も読んでみてください。

https://bassguitarband.com/thick-sound/